その“責めグセ”を手放すと、心はもっと自由になる
7月に入りましたね。
ここアメリカ(南部)は日中は灼熱、暑過ぎて外には出られない季節真っ盛り。
例年ならプールに旅行に、子どもたちはサマーキャンプ(アートや乗馬、サイエンスなど様々なアクティビティがあります)を満喫できるはずが・・・
新型コロナが爆発的に増えているため、相変わらずStay Homeです。
(むしろ今が一番悪いような。。。涙)
長すぎですよね・・・一体誰がここまでになることを予測できたでしょう。
>なんなのー!どうしてー!ちゃんと家に引きこもっていたのにー!!!泣
こんな時、つい、、、責めたくなりませんか?
誰かの(何かの)せいにしたくなると言うか・・・。
【自分のこのハッピーじゃない日常は、わたしのせいじゃない!!】
わたしの場合、こんな想いが湧くときは体調も最悪。
動きたくないし、だらだら食べたり、むすっとしたり。
自分でもこんな状態は嫌だ!と思いながらも抜け出せない。
そんな時に「前向きになろう」「希望を見出そう」と無理に思い込むのも、かえって逆効果だったり。
>「無理やりのポジティブ」なんて嘘くさい。
>わたしが欲しいのはそんなのじゃない。
誰かを責めたくなる気持ちが怒りに変わり、そして・・・激しく落ち込む。笑
怒りでMAXに上がった感情は、一気に孤独感・虚無感のようなネガティブな感情に落ち込みます。
そして最後にこんな風に思うんです。
【これはきっと・・・自分が弱いからだ】
ここまでが【責める】のフルコース。
ちなみにこれは外から(第三者から)ではほとんど見えません。
一見いつも通りですが、自分の心の中でだけライオンが大暴れして大号泣している感じです。
この孤独。
この虚無感。
こういう感情が出て来たときは、どうやり過ごせば良いのでしょう?
この記事でも書きましたが、わたし自身が最高の状態 ( = The Best of Me) のときは、こんな感情を感じることはありません。
こういう感情が湧く時こそ、実は「何かを変える必要があるとき」そのための大切なサインだと思うんです。
Step1;【責める】をやめる
最初に確認ですが【責める】にはなーんの意味もありません。1mmもありません。
責めても何の解決にもならない。
(責めたくなる、のはわかります・・・あるある)
残念ながら責めた先には何も残らない。
相手が(表面的に)非を認めたとしても、もしくは自分が自分の情けなさ/不甲斐なさに“納得”が深まったとしても、その先に何が残るんでしょうか。より怒りが大きくなるか、悲しみが深まるか・・・。
わたしが感じたい感情は、そんなもの(怒り/悲しみ/後悔)だったっけ?
【責める】ことは本当に大切なことと向き合っていないばかりか、誰かを傷つけたり、自分のことさえも傷めつけることになります。
だから、まずやめる。とにかくSTOP!
そして次です。
Step2;『進歩』を感じられるものを取り入れる
自分自身がコントロールできること/実際に影響を及ぼせる範囲の事柄を、ほんの少しだけ変えます。
できれば、ほんの僅かでも『進歩』を感じられるものを。
ここで言う『進歩』とは、何かを上手に、早く、効率よくできるようになることだけを指しているのではありません。
もっと広い意味で「自分自身が前に進んでいる感覚」が得られるものを指します。
思い出してみて下さい。
仕事でも、資格の勉強でも、英語でも、料理でも、ほんの少し「マシになった」時に喜びを感じませんでしたか?
心の底からのガッツポーズ!というよりかは、パッと顔が明るくなるような、心が踊るような、そんな一瞬の喜び。
一見、見過ごしがちですが、この種の喜びこそ #責めグセ に効果的なんです。
なぜなら私たちにとって「進歩」は「しあわせ」に感じることの1つ。
そしてこれって実際に「行動」しないと得られないんです。
たとえば、
- 勉強する
- 料理を作る
- 英会話の練習をする
そこには必ずアクション(行動)が伴います。頭の中だけでぐーるぐる考えている状態から、身体を動かし、五感を使う。
すると【責めたいモード】だった頭が他のことにフォーカスし始め、自分の中心に戻って来やすくなります。
タイトルにもあるように、つい【責め】がちなのは思考モードが #責めグセ になっているからです。
このクセは自分をトレーニングすることで直せます。ラクになることができます。
まずは自覚から。
【責める】のフルコースが始まりそうな気配がしたら、さっと引いて自分をみてみる。
わたしの場合は、
- (些細なことに)感謝できていない
- 夫にいじわるを言う回数が増える
- 自分が話している話題が「何かへの不満/批判」が多くなる
こんな時に「あ、まずいな。キケンだな。」と自覚し行動を変えます。
皆さんはいかがでしょうか?
この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。