COVID-19/新型コロナによる影響で始まったStay Home(外出自粛)も早いものでもう3ヶ月。
まわりの状況は相変わらずですが、
この生活でわたし自身の生活、そして考え方も大きく変化しました。
わたしはアメリカに3年住んでいますが、
治安は決して悪くはないものの『外を歩く』ということはまずありませんでした。
この地域は公共交通機関がないため完全に車社会ですし(日本の地方と似たような感覚です)、
3-10月頃までは日中は暑いので、外に出るなんてとんでもない!といった状況です。
これはわたしが日本人だからではなく、現地の人も同じ。
この3年で「外をただ歩いている」人を見かけたのは10回もなかったかと思います。
ところが。この新型コロナの影響で文字通り
「どこにもいけない」
「ジムにもいけない」
「リフレッシュできない」
外の空気が吸いたい!
そこで、今までなんとなく存在は知っていた川沿いの公園に、
(といっても東京ドーム約14個分=64ヘクタール!!)
朝のまだ暑くない時間帯に行ってみました。
川沿いの遊歩道からは街が誇るダウンタウンを眺めることができます。
自然の姿に人の手が加えられ、心地の良い空間。
ニワトリ?!ではなくカモと・・・なんだろう?笑
この辺りは彼らの住処。
街のど真ん中にあるので車の音はしますが、奥に入っていくと
ふっと周囲の音が消える場所があります。
葉っぱの重なり合う音
緑のにおい
太陽のひかり
深呼吸をしてその場に身をおくと、自分がその場所に馴染んでいくのが分かります。
五感に集中すると”いま”に意識がもどる
試しに「自然の音」に耳を傾けるのに集中してみると
そこには
鳥の声、葉っぱの揺らぐ音、水の流れる音
そして自分の呼吸する音
色々な音が聞こえてきて、また肌でその空気を感じます。
不思議なもので同じ「歩く」にしてもジムで歩くのか、自然の中を歩くのかで全く異なります。
どちらが良い・悪いということではないし、どちらにもメリットはあります。
ただ、ジムだとモチベーションを上げるような音楽や他の人の動き、さらにはたくさんのプロモーション動画やテレビ(アメリカのジムは特に・・・かもしれません)
視覚から入る情報は私たちが思うより膨大で、インパクトが大きいです。
ですので、たとえ同じくらいの活動量(運動する長さや強さ)だとしても
自然の中を歩くことの方が、
五感がより研ぎ澄まされ、自分のハートがセンターに戻ってくるような感覚があるんです。
その感覚が本当に気持ちが良くて、すっかりはまってしまい
朝のネイチャーウォーキングがいつの間にか大好きな時間になりました。
「聞こえなかった」ではなく「聞こうとしなかった」?
- 自分が本当はどう感じているか
- どうしていきたいか
- 何が嫌で何が好きか
日々の雑音が多ければ多いほど、それをキャッチするのは難しいものです。
しかし、その”声”を無視すればするほど、自分のハートが中心から外れていきます。
すると日常では
不満や不安を感じることが多くなり
誰かを羨んだり
自分の状況を嘆いたり、
ネガティブな言動になりがちです。
反対に「ハート・センター」のときは、
穏やかで、
自分に自信がもてて、
まわりの人やモノに感謝の気持ちを持ちながらポジティブに行動することができます。
日常の忙しさでズレてしまった”心”は、優しく元の場所に戻してあげましょう。
朝のネイチャーウォークは、わたしにとってそのための一つです。
皆さんもぜひご自宅の近所で、お気に入りの場所を見つけてみてくださいね。
今日も口角を上げて、良い1日にしましょう^^
本日も読んでくださり、ありがとうございました。